ゆうこの夢

女装子

モリアーティは、現存するのか?

モリアーティは、シャーロックホームズの生涯の宿敵であり、犯罪者のナポレオンとまで言われ、ホームズ最後の事件で、ホームズとモリアーティは、壮絶な戦いの末に、スイスのライヘンバッハの滝に、二人とも落ちてしまい死んでしまった!事になっているが、どうもこの作品の内容には、矛盾点が多すぎる!そもそも、この作品中にモリアーティの存在を見た者はいない!モリアーティの人物像を語っているのは、ホームズだけであって、ワトスンはモリアーティを見ていない!ライヘンバッハの滝に落ちる所も見ていない!全てホームズの語りと、ワトスンの思い込みに感じる作品である!作者である、コナン・ドイルは、ホームズ物語にはもう飽きてしまって、この作品でホームズを殺して辞めるつもりだった!しかし、ホームズほどの天才探偵を殺すには、それにふさわしい強敵が必要だった!そこで思いついたのが、宿敵モリアーティでは無いだろうか?そもそも、宿敵であるにも関わらず、モリアーティの名前が出るのは、60編の作品中長編、恐怖の谷と最後の事件だけであって、他の作品には出てこないのだ!シャーロックホームズ物語のそれぞれの作品にも、矛盾点がある物が確かにあるが、この最後の事件ほど、奇妙な作品は無い!結局、ホームズはファンの投書によって、生き返ってしまうのだが、コナン・ドイルとしては、頭を絞り込んで終わらせたにも関わらず、またしても、ホームズ物語を書き続けるはめになってしまったのは、皮肉な話しである!だが、このモリアーティと言う人物像も魅力的で、世界中の映画やドラマには、ホームズの宿敵として登場するのは、やはりコナン・ドイルの功績だろうと、思います!