刑事ドラマの犯人は、必ず鉄壁のアリバイを用意するが、人為的に作ったアリバイは、必ず崩れて逮捕されてしまう！さて、ここで疑問が一つ！そもそも、人は自分のアリバイなど考えて生活していない、なのに何故ドラマの犯人はアリバイにこだわるのだろう？答えは、そうしないとドラマが成立し無いからだ！もし、犯人にアリバイが無かったら、刑事は完璧な物的証拠を持たなければ、容疑者を逮捕出来ないのである！つまり、アリバイが無いけど犯人である証明をしなくてはならない！これは、ドラマとしては面白く無いだろう？有るというのを証明するのと、無いというのを証明するのと、どちらが難しいだろう？ここで、悪魔の証明に付いて触れて見たい！例えば、白いカラスがいるとしよう！白いカラスがいると証明するのは、簡単である！白いカラスを捕まえてきて見せればいい！しかし、いない事を証明するのは、不可能に違い、何故なら、世界中を回って白いカラスはいなかったと証明しなければならないからである！これを、悪魔の証明という！つまり、容疑者のアリバイが無いのを証明するのは刑事で有って、容疑者では無いのである！これでは、ドラマが成立し無いだろう！二時間で、犯人を逮捕出来ないのである！さて、皆さんはアリバイ有りますか？