ゆうこの夢

女装子

殿堂入り!

思えば、ストーンズに取って、転がり続けるか、止まってしまうか、この80年代こそが分かれ道だったと思います!ライブもすっかり様変わりして、スタジアムやハイドパークのような大きな野外ライブも増えるし、マディソンスクエアガーデンののような会場でのライブ活動も増える。そんな中ライブでアメリカに来ていたキースは、オフ中に目の不自由な少女と出会います!キースという男は、何かを人に与えて、見返りを貰うような事は、大嫌いな男です!この時も、ただ少女になにかしてあげたいと思い、ストーンズのライブに誘ったのです。何故なら、少女はストーンズの大ファンだったから、しかし、この事が後に、キースの人生を左右する事になるのです!85年頃には、ミックとキースの中も険悪になり、ミックは、ソロ活動がしたいと言い出します。そんなやさき、ダーティワークと言うアルバム製作中85年12月12日、6人目のストーンのイアンスチュアートが心臓発作で亡くなってしまいます!さすがのストーンズも、大きなショックを受けて悲しみに暮れる日々が続くなか、86年ついに、キースが数回の逮捕についで、コカイン所持の現行犯逮捕になります。有罪になれば実刑七年になります。キースは、この時覚悟を決めたそうです!しかし、奇跡が起きます、あの目の不自由な少女が判事の家に行きキースを許して欲しいと訴えたのです!判事は考えたあげく、ストーンズで体の不自由な子供達にライブを無料でやる事を条件にキースを実刑にせず、執行猶予三年にしたのです!後にキースは、その時の事をこう語っています。あの少女には感謝している俺はただ、何かして上げたかっただけなのに、俺のハニーは助けてくれたんだよ、ドラッグを辞めるきっかけを作ってくれた、ハニーありがとう。とキースはドラッグを辞めてダーティワークをリリースするのです!そして、89年ついに殿堂入りを果たします!プレゼンターは、ザフーのピートタウンゼントで、彼のスピーチは、お前ら、あまり綺麗に年を取るなよ、似合わないからさ!と言ってわかせました!その時のミックのスピーチを一部引用します!25年の悪行で、殿堂入りも皮肉だけどさ、このメンバーとやれたのは光栄に思うし、キースと作った楽曲にも誇りを持っている。この場を借りて賛辞を言いたい人が二人いる。一人は、イアンスチュアート、彼のおかげで俺達はブルースから外れ無かったし、いつも俺達を見守ってくれていた。もう一人は、ブライアンジョーンズ、たぐいまれな音楽力と特異の個性で、俺達を成功へ導いた!殿堂入りありがとう、心から感謝します!これが殿堂入りの時のミックのスピーチです!やがてストーンズは、止まるどころか、80才になろうという現在も、転がり続けています!フォーエバー、ローリングストーンズ!