ついに、５月に突入しました！そこで、今日は邦画を紹介しましょう！あの、黒澤明監督作品の中から、天国と地獄です！とこの映画を語る前に、少し横道にそれます！皆さんは、踊る大捜査線という映画は見てますかね？1番最初のザムービーという映画です！この中で犯人を尾行して拉致された和久刑事の、いかりや長介が焼却炉の小屋に閉じ込められますが、ポケットから打てば七色の煙がでる、ゴルフボールがこぼれ落ちます！そのボール転がって、黒澤塗料と書いた缶にぶつかり和久刑事の前に、和久刑事はそのボールを焼却炉に入れます！ちょうどその頃、青島刑事こと織田裕二は、湾岸署の部屋から、その煙を見つけます！それを確かめる為に階段を駆け上がり、屋上で左右を見回します！すると、カラー映像が白黒画像になり、色付きの煙だけがカラー映像になります！それを見た青島刑事は、思わず、天国と地獄だ！とつぶやきます！そうなんです！この時、青島刑事の言う天国と地獄こそが、この映画の事なんですよ！さて、かなり回り道をしましたが、実は、黒澤明監督の天国と地獄は、前編白黒で撮られていますが、青島刑事の見たシーンと、同じく色付きの煙だけがカラーになる手法を黒澤明監督もやっているのです！もちろん黒澤明監督の作品をパロディしたのは、踊る大捜査線のほうです！先に、黒澤明の天国と地獄を見てる人は、すぐ解る映像ですが、見て無い人には、意味がわからない！面白いですよね！という事で、さて黒澤明の天国と地獄のどの場面で、この白黒画像にカラーの煙が出るのか、まだ見ていない方は、是非探してはいかがでしょうか？おや？黒澤明の天国と地獄の話ししてませんね？仕方ないので、見て下さいね！それでは、またね！