ゆうこの夢

女装子

水槽内の熱帯魚

私は、ゆっくりドアノブに手を掛け思いきって、ドアを開き急いで中に滑り込む!ドアを閉じると、思っ以上に狭いと思った!日常的な電話ボックスが非日常的に感じるのは何故だろう?と感じながら、バッグを電話の下に設置されている台に置く!次の行動は、私自身考えてもいない行動だった!受話器を取って耳元に持っていったのだ、一応、電話してますの演出の積もりかしら、そうしながら、ゆっくり四方を見回してみた!この時に非日常的に感じた意味が解る!何故なら、今は真夜中だと言う現実だ!普通真夜中に公園内の電話ボックスは使わない!初めての景色だからだ、が景色?そんな物はどこにも見えて無い!ただ暗闇だ、ひたすら暗闇しか見えて無い!いや、違う見えている!それは、自分の姿である!外が余りに暗闇で中が明るい為に、四方のガラスは鏡と同じ役割をはたし、私自身の姿を映し出しているのだ!私の手には、うっすらと汗がにじむ、耳元にドキドキと脈打つ音が聞こえる!暗闇に誰かが見ている!と感じた時、私は無意識にウエスト部分に付けて置いたアダルトグッズのスイッチを入れていた!ぶ~ん、と振動音がボックス内に小さく聞こえる!あっ、私は思わず股間を握った!